佐々木香織さんたちの活動

みやぎ化学物質過敏症・アレルギーの会 ~ぴゅあぃ~
代表 佐々木 香織様

化学物質過敏症とは

誰もが発症する可能性があり、突然発症します。公害と同じく「環境病」です。
2000年の調査では、患者数は全国で100万人、予備軍を含めたら1,000万人を超えると言われています。
そこから17年が経ち、さらに数倍になっているのではないか?と言われています。
発症すると、極微量の化学物質によって体調不良になってしまう病気です。
以前はタバコやシックハウスによって発症する方が多くいましたが、現在では【香害】と言われて柔軟剤などの合成香料によって発症する方が多くなり、大きな社会問題となりました。
残念ながら、第三者がキッカケで発症してしまう方がとても多くいます。
発症原因、症状、重症度、過敏度、苦手な化学物質、良くなる為の物、良くなる為の期間などは千差万別です。
2009年に病名登録されたばかりで、病気は解明されておらずに、専門医は全国に数名しかいません。

化学物質過敏症と障害年金

化学物質過敏症は、病気の苦しみだけではなく、周囲の無理解、経済的な苦しみ、併発する疾患での苦しみ、治療への苦しみ・・・様々な苦しみがあります。
その中でも、経済的な苦しみの助けになるのが【障害年金】です。

この病気は、専門医も実費負担の医療機関が多く、ほとんどの方は遠距離受診です。
さらに、治療の為に生活の為に多くの物を買い替えたり、何度も引っ越しをしたり、避難生活をしたり、様々な事にお金がかかる病気で、経済的にも困窮している患者さんが多くいます。

しかし、難病指定も無く、40~60才までは介護保険も適応にならず、障害者手帳も適応にならず、障害者自立支援法の適応にもならず、多くの患者さんがとても苦しんでしまって追い詰められてしまい・・・絶望的になってしまっている患者さんも多くいます。
その中で、唯一適応になるのが【障害年金】という国の制度です。
重症度は患者さんによって様々ですが、仕事が出来ずに、生活が自立して行えないで、寝込んでいる様な方は、ぜひご相談をして頂きたいと思います。

申請したいけど不安・・・

障害年金を受ける事によってメリットは多くありますが、デメリットはありません。
障害者手帳や生活保護とは全く違う制度ですので、ご自分から言わなければ、周りの方に知られる事もありません。
生活保護の様に制約はありません。
また、1回目の支給でまとまったお金が入る為に、治療の為に必要な大きな物を購入する事も出来ます。

受給のためのコツ

化学物質過敏症はただでさえ周囲の無理解に苦しめられてしまう病気です。
障害年金の審査をする年金機構の医師も、この病気を分からない医師が審査をします。
その為に、化学物質過敏症の申請をする書類には、診断書の他に様式を医師に細かく書いて頂く必要があります。
どれだけ辛いか、どれだけ日常生活に困っているかを正確に医師にお伝えして、書類に反映させて頂きたいと思います。

社労士さんの選び方

さらに、年金制度は年々厳しくなり、審査も厳しくなって来ております。
心身共につらい状況で、神経症状により頭も上手く動かない患者さんも多くいます。
ご自分で書類を書く事はとてもハードルが高く難関のために、社労士さんのご協力を得て認定を少しでも確実に近づけられるようにして頂きたいと思います。
社労士さんは多くいますが、化学物質過敏症については、受給の成功経験のある社労士さんに依頼をして頂いた方がスムーズです。

生活保護

また、障害年金とは違いますが、病気によって仕事が出来ない場合は、生活保護を受給する事も出来ます。
医療費・家賃(上限あり)などが無料になります。
生活保護については、お住まいの行政の生活保護の担当課にご相談をしてみてくださいね。
生活保護も認定がかなり厳しくなっていますが、障害年金を受給していると、生活保護が通りやすいそうです。

≪生活保護制度≫(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikatuhogo/index.html

患者会

また、当団体では、患者支援・啓発活動を中心に行っています。
患者支援では、電話相談、交渉、交流会、勉強会などを行っています。

例)
  • 診断を受けたけど、何をどうしたらいいのか分からない・・・電話相談
  • 生活上の対策をどうしたらいいのか分からない・・・電話相談
  • なかなか良くならない・・・電話相談
  • 診断は受けていないけど、化学物質が苦手な体質で・・・電話相談
  • 上手く説明出来ないので、代わりにこの病気を説明して欲しい・・・交渉
  • 学校・行政・職場などなかなか理解してもらえない・・・交渉
  • 隣で工事が始まってしまう・・・交渉
  • 虐待や嫌がらせを受けている・・・交渉
  • 同じ病気の患者さんに会いたい・・・交流会
  • 勉強したい・・・勉強会

その他啓発活動のイベントも行っています。
どんな事でも泣き寝入りをしないで前向きに治療に向けて頂きたいと思います。

みやぎ化学物質過敏症・アレルギーの会 ~ぴゅあぃ~
宮城県名取市大手町五丁目6-1-14
電話 022-702-7969(平日13:00~17:00)
メール pyuai.miyagi@gmail.com
URL https://pyuai-miyagi.jimdo.com
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